紅茶の等級(グレード)

紅茶の茶葉の「等級」は、品質の良し悪しではなく「葉の大きさや形」を表す区分です。

大きく分けると、カットしていない「フルリーフ」、細かく刻んだ「ブロークン」、さらに細かい「ファニングス」に分類されます。

  • 大きな茶葉(フルリーフ)

    OP(オレンジペコー)

    特徴:
    針のように細長い、カットしていないフルリーフ(全葉)のグレードです。お湯の中でゆっくりと茶葉が開きます。

    飲み方:
    抽出時間を長め(3〜5分)にとることで、立ち上がる豊かな香りを引き出します。渋みが穏やかなため、まずはストレートで飲むのがおすすめです。

  • 大きな茶葉(フルリーフ)

    FOP(フラワリー・オレンジ・ペコー)

    特徴: OPの中でも、枝の先端にある新芽(チップ)を多く含んだグレードです。非常に繊細な見た目をしています

    飲み方: 茶葉自体のデリケートな甘みと香りを堪能するため、何も入れないストレートがおすすめです。

  • 大きな茶葉(フルリーフ)

    P(ペコー)

    特徴: OPよりも少し短く、肉厚で丸みのある茶葉です。しっかりと揉まれているため、お湯の中でゆっくりと開き、お茶の成分が程よく抽出されます。

    飲み方:
    適度なコクと心地よい渋みが出やすいため、ストレートはもちろん、少量のミルクを落としたマイルドなミルクティーとしても美味しく愉しめます。

  • 細かめの茶葉(ブロークン)

    BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)


    特徴: OPを細かく砕いたタイプで、世界で最も普及している等級。断面が多いため、成分が素早くしっかり抽出される。

    飲み方: 味と香りのバランスが良く、ストレートでもミルクティーでも美味しくいただけます。

  • 細かめの茶葉(ブロークン)

    FBOP(フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコー)

    特徴: BOPに、新芽(チップ)を多く含んでいる等級。力強い味わいの中に、新芽由来の芳醇な香りが加わる。

    飲み方: コクと香りの両方を楽しみたい時に。ストレートで華やかさを、少量のミルクを足してリッチな味わいを楽しむのもおすすめ。

  • 極小の茶葉(ファニングス)

    BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス)


    特徴: BOPよりもさらに細かい、1mm程度の粒状の茶葉。主にブレンドやティーバッグ用に使われる。

    飲み方: 短時間(1.5〜2分)で非常に濃く出るため、ミルクティーや、お砂糖をたっぷり入れたアレンジに向いています。